収録機材の話 其の壱

さて、昨日書こうと思ったネタを書きます。

#本来は自己紹介のページでも設けて書くべきなんでしょうが、まだ書いていない(おいおい、サイト開設して何年経つんだよ)…ので、こちらに書くことにします。

で、本日はMDのお話を。

「レコーダーには色々あり、テレコに始まってMDやDAT…」という説明は面倒なので他のサイトに任せるとして、私が現在使用しているMDはSHARP MD-DR7。
このMDを選んだ理由ですが、「“1ビットポータブル”という位だから音質にこだわったんだろうな」と思う方がいるかもしれませが、それは違います。
まあ、「今までずっとSHARPのMDを使っていたから」というのもありますが、この機種にある“トレースバック録音”という機能に注目したのが一番の理由です。どういう機能かと言うと、

『マイク録音一時停止時中に一定時間の音声を本体にメモリー。録音スタート時にメモリーに記録されている音声もMDに録音できます。』(製品紹介のサイトより引用)

とのこと。

つまり、一時停止でスタンバイし、録音を開始すると、前に遡って録音されるので、再生時やPCに取り込む時にいちいち頭出しをしなくて済むという利点があります。さらに、即切りや駅員放送が被った時等、出だしで失敗したときは録音そのものをキャンセルする事ができるという、発車メロディの収録には願っても無い機能だったりするわけです。
このMDを使用するようになってからは、MDの使用及び音声ファイルの作成効率が飛躍的に上がりました。
…というわけで、“1ビットポータブル”とかいうのは実はどうでも良かったという話でした。